導入から5年以上。約5,000件以上の制作効率化に貢献した「Save Point」

ジープラ株式会社

製品のリリース当初から「Save Point」をご愛顧いただいているお客様・ジープラ様。導入当初に「神ツール」と「Save Point」を評価してくださっていました。導入から5年以上、長らく「Save Point」を活用しながら業務に携わっているアートディレクター・磯貝様に現在の「Save Point」の所感をインタビューいたしました。

『戦国キングダム』など多数のアートディレクションや組織運用に従事

私は新卒でポリゴンマジック株式会社（以下、ポリゴンマジック）に入社し、コンシューマーゲームやアーケードゲームのデザイナーとして従事いたしました。その後、ソーシャルゲーム関連のイラストレーターとして関わるようになり、グリーとポリゴンマジックが共同出資して設立したジープラ株式会社（以下、ジープラ）に移籍、現在は複数案件のアートディレクションだけでなく人事や組織運用にも携わっています。

当社の場合ですとアートディレクター（以下、AD）には様々な定義がありますが、私が従事しているイラスト管理をするADという視点でご説明します。

当社のADは、キャラクター制作の上流工程から完成・実装に至るまでトータルで管理・監修します。例えば上流工程では、キャラクターの最初の方向性やデザインの概要を決めた上で、担当イラストレーターや外部のアートハウスに発注を行ないます。発注後に関しては、内部でSDキャラやインゲーム側のアセット部分の監修だったり、案出しみたいなところにも加わり、トータルでキャラクターをプロデュースするような立ち位置になっています。

ADはキャラクターイラストを取り扱っていますが、キャラクターイラストはユーザーさんに真っ先に触れる部分かなと思っています。ユーザーさんから「かわいいね」「かっこいいね」などといった率直な感想や反応をいただけたり、愛着をもっていただけた瞬間にすごくやりがいを感じます。

現在は公式のページに載っている範囲ですと、合同会社EXNOA（旧社名合同会社DMM GAMES）と協業している『宝石姫 JEWEL PRINCESS』がイラスト制作のウェイトとしては大きい案件になります。その他、まだ公開していない案件もありますが、公式ページに載っているものも含めて複数案件を取り扱っています。

課題
- - 数百枚ものイラストデータを複数社とやり取りする煩雑さ
- - 従来の管理方法では膨大なコミュニケーションコストがかかる
- - 引き継ぎが発生した際、過去のやり取りを共有するのが手間
効果
- - 自社・取引先企業様どちらも使いやすいツールで一元管理できて便利
- - 費用対効果を出す安定のツール。「Save Point」はプロジェクト成功における必要経費に
- - 過去5年間の施策内容が蓄積されているため、引き継ぎしやすい

キャリアの中で大きな転換となったと思っている「神ツール」

「Save Point」の導入以前、MUGENUPさんにイラスト発注した時に、「WORKSTATION^※1」を操作し、ツールの感触がすごく便利だった、という経緯がありました。

それから新規案件を立ち上げることなりましたが、新規案件はキャラクター数も多く、数百枚のイラストを管理しなくてはならないという状態でした。最初はチャットツールやメールでのやり取りでイラストの管理をしていたのですが、情報が散らかってしまい、管理が煩雑になってしまいました。ちょっと困ったなと思い御社に「WORKSTATIONみたいなものをうちでも使わせてもらえませんかね？」と相談したら、まさに「Save Point」リリースのタイミングでした。まだ名前が決まる前のころ、確か「ma-non」という名前でしたよね（笑）。

導入を決めたのは私ですが、利用開始ができて良かったと思っています。当時、「これだけのコストがかかるので（案件成功させるために）に導入しましょう」と、社内を説得しました。私のイラスト管理のキャリアの中では「Save Point」との出会いが大きな転換だったなと思っています。

ー（2015年当時のインタビュー記事に「神ツール」と仰っていたことを受けて）「今でも神ツールだと思っていますか？」
思ってます！

注）画像左：オンラインインタビューの風景
　　　　　　磯貝様（左）、Save Point事業部カスタマーサクセス：浜田（右）、同営業：笠間（下）
　　画像右：Save Point テーブルビューの一部
　　　　　　ある案件の制作物数は約3,400件以上を超過。長年「Save Point」をご利用いただいていることがわかる。

5年経過した今もなお使い続けたい、相棒のような存在の「Save Point」

「Save Point」で扱ってきたイラストの数を厳密に数えたことはないですが、5,000は普通に超えていると思います。

複数案件のイラストを管理するにあたって、同一のプラットフォーム上で確認できる点は大きく、各案件の状況の把握、進捗管理を一元化できている点は大きなメリットです。

費用に見合う効果（費用対効果）は、もちろん出ています。導入当初の期待にも応えていただいており、「Save Point」が無いとプロジェクトは成り立たない状況になっています。Save Pointの費用は必要経費であり、プロジェクトを成功するにあたって必要な投資であることは間違いありません。導入から5年経過した今も不満はなく、非常に快適に使わせてもらっています。

現場のメンバーも基本的に同じような印象です。人によって使い方がまちまちで運用に差異が出てしまった点においては、社内でレギュレーションや運用方法を決めてカバーしました。具体的には、タスクの振り分け方法や、ガントチャートの管理方法、各ステータスの時に行なうアクションなどを取り決めました。操作が簡単で覚えることも少ないと思いますし、導入のハードルは「全然問題ないな」という印象です。

過去のイラスト制作の流れや経緯がログとして残っていますので、イベントに限らず過去の施策の内容や、「この時期にこのキャラが出てたよね」といった情報、各制作物の担当者情報が可視化される点などがナレッジとして有用だと思います。また引き継ぎが発生した際にも、過去の実際のやりとりが見返せる点が良いと思います。

5年間継続利用し続けた理由は、Save Pointが一番手に馴染んだ「相棒」のような存在だからじゃないでしょうか。手慣れたツールだからこそ長期的に使いたいと思っています。

やり取りのしやすさは10倍以上に！他社様にもオススメしたい「Save Point」

たまに「バグかな？」と思うことや操作がわからない時もありますが、サポートチームに質問するとすぐに回答してもらうことができ、サポート体制がしっかりしていたり、細かいアップデートをされている印象ですので、その点は今後もお願いしたいと思っています。

－他社様にもオススメできるツールだと思いますか？
思います！

－最後に他社様へのメッセージをいただけますか？
やり取りのしやすさは導入当時の状況と比べると10倍以上良くなったと感じています。（アートハウス側の「Save Point」の評判としましては）実際に既に使ったことのある企業様から「今回初めて使います」という企業様までいらっしゃいますが、皆さん「やり取りが一本化できて便利だな」と言っています。自社メンバーもアートハウス側も便利だと感じていますので、アセット管理、イラスト管理にお困りの会社さんはぜひ導入してみてはいかがでしょうか？

1「WORKSTATION」…「Save Point」の礎であるMUGENUPの社内ツール

『戦国キングダム』
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