リモートワーク化に伴い、より欠かせない存在となった「Save Point」

リモートワーク化に伴い、より欠かせない存在となった「Save Point」

株式会社マクロミル
コーポレートコミュニケーション・IR本部
広報・ブランド・マネジメントユニット
ブランド・マネジメントグループ マネジャー
下瀬様

リモートワーク化に伴い、より欠かせない存在となった「Save Point」

株式会社マクロミル

社員のエンゲージメントを高めるために、社内報「ミルコミ」を季刊で発行している株式会社マクロミル。40数ページと大量のページ数ながら、すべて内製している「ミルコミ」の制作管理にSave Pointをご利用いただいています。今回は「ミルコミ」の編集長である下瀬様にSave Pointについてインタビューさせていただきました。


すべてをインハウスデザインで完結している季刊社内報「ミルコミ」に関与


私は2009年に新卒で株式会社マクロミル(以下、マクロミル)に入社しました。人事部で採用を担当後、2015年より現部署に異動し今に至ります。異動後は紙の社内報「ミルコミ」の編集長だけでなく、その他Web・動画など主要な社内メディアの企画・編集から制作に関与してきました。

現在は広報・ブランド・マネジメントユニットに在籍しています。ユニット内にはデザイナーが4名在籍しており、インターナルコミュニケーションにおいて紙の印刷以外はすべて内製ができている状態です。

「ミルコミ」は、事実の裏にあるストーリーや、社員一人ひとりの本音に深く迫ることで、社員が何かを考えるきっかけを得たり、刺激を受けたりすることを目指してきました。新型コロナウイルスの影響で今はリモートワーク率が高く、出社しなくても仕事ができる環境になってきています。だからこそオフィスに行かなくても、会社に親しみを持てたり、方針に共感してもらったりなど、社員のエンゲージメントをより高めていく必要があると考えており、そのためにも社内報が必要だと思っています。ちなみに、「ミルコミ」は社外の方々にもご覧いただけるようWebでも公開中です。最近ではお客様がご覧になることも増えており、Web公開化はインターナルブランディングだけでなく、コーポレートブランディングにも寄与できているかと思います。

以前「ミルコミ」は月刊で発行していましたが、2013年の社内Webメディア「NOW」の立ち上げをきっかけとして、2015年にコンセプトを見直し季刊へと切り替えました。「NOW」開設に至ったのは、当時社員数や拠点数増加に伴い、会社のニュースを全社員へ速報性を持って届けるニーズが高まったからです。

これまで「NOW」には記事だけでなく、動画もアップしてきましたが、最近のリモートワーク化により動画活用がより一層進んでいます。その理由はリアルで集まることができなくなったことも大きいですが、テキスト情報よりも、音声や映像のほうがニュアンスを含めて情報伝達の正確性が高まり、受け手の社員からしても受け取りやすいのではと考えたためです。掲載している動画の一例としては、会社全体で注力しているDX※1をテーマとしたものがあります。各部門の社員に「より良いWebミーティングをするための環境構築」や「お客様とWeb商談をする上での最低限のマナー」などを話してもらい、すべて内製で編集の上公開しています。

このように、紙・Web・動画などと、インターナルコミュニケーションで複数のメディアを組み合わせて活用している点は、マクロミル社内広報の特長と言えるかもしれません。

  • 課題
    • - ディレクター・デザイナー間で各ページのやり取りが煩雑になりやすい。
    • - Adobe Illustratorのファイルを都度PDF化し、共有してもらう必要があった。
    • - 他のプロジェクト管理ツールでは定着しなかった。
  • 効果
    • - 各工程の進捗が把握しやすく、情報連携がしっかりできる。
    • - プレビュー機能のおかげでPDF化する手間が省けるようになった。
    • - 丁寧なサポート体制により、ツールの使い方がチーム内で定着した。

ページ数の多い「ミルコミ」の制作は、やり取りや意思疎通が煩雑になりがちだった

Save Pointの導入前まではメールやチャットツールを活用し、ディレクターとデザイナーのグループ間でやり取りをしていました。両グループで連携して様々なプロジェクトを進めていますが、その中でも特に「ミルコミ」はページ数が多いこともあり、他メディアに比べて難易度の高い仕事だと思っています。例えばすごく細かいところで言えば、「デザインの色や、モチーフの配置をどうするか」や、「ここのフォントは変えたほうがいいのでは」などと、数え切れないほどのやり取りを経て誌面が成り立っています。やり取り自体の数も多いですし、意思疎通が煩雑になりがちでした。これまでに、ガントチャートを作成できる無料のプロジェクト管理ツールを導入したこともありますが、画像の共有があまりスムーズではなく定着しませんでした。そんな時にデザイナーの一人が見つけてきてくれたのがSave Pointで、現在も活用させていただいています。

  • 注)写真左:今回のインタビューはオンラインでご協力いただきました。

リモートワーク化でより役立った赤入れ※2機能

Save Pointは主に「ミルコミ」制作のために使っています。各工程のスケジュール管理や、情報連携のしやすさがSave Pointの魅力です。当社はセキュリティ対策を厳重に行っているため、社内ITチームに確認してからでないとツール導入が難しいのですが、Save Pointは問題なく社内審査を通過し、利用できています。

使用していて機能が優れていると感じる点はいくつかあります。まずビジュアル(制作物)を1クリックで確認できることです。デザイナーが共有してくれたページを、Save Point上では1クリックで綺麗に閲覧できます。デザイナーには、Adobe IllustratorのデータをわざわざPDF形式で共有してもらう必要がなく、専用ツールを導入していない端末でもデザインが確認できるためありがたいです。

加えて私たちは、現在リモートワークで意思疎通をしなければならない状況です。「ここはもうちょっと小さくしたい」など、今までであれば直接話をして解決していたことも、Save Point上の赤入れ機能を活用し、難なくデザイナーにフィードバックできるようになりました。

また、メールでやり取りしていた頃は、情報が増えてくるとどのページの最新情報なのかが混乱しがちな状況でした。それが今ではページごとに工程を用意することで、各ページの制作ステータスが把握しやすくなり、管理する上で助かっています。それから各投稿に付けられる「見たよ!」機能も使っています。チームの誰が未読かを把握する上で便利な機能だと思います。

Save Pointを使っていて効率化が図れていると感じる機能の一つに、自分宛の投稿が届いた場合、新着トレイの投稿に赤丸の目印が付く点が挙げられます。メールでのやり取りの場合、届いた内容をすべて確認する必要がありますが、Save Pointでは少なくとも赤丸が付いている投稿だけを見落とさなければ良く、効率化に繋がっているのではないでしょうか。また、やり取りされるファイルを都度ダウンロードしなくて良い点も便利です。各ページの最新版をどんどん共有していく中で、仮にデスクトップへデータを都度ダウンロードしていくと収集がつかなくなる可能性もありますが、Save Point上で全部管理できているため、スムーズに進められていると思います。

紙だけでなくWebや動画などクリエイティブ制作での活用範囲を広げていけたら

まだ私たちも使い始めてあまり時間が経っていない状況のため、Save Pointの搭載機能を活用しきれていないと思っています。例えば、動画に直接赤入れできる機能を活用すれば、やり取りがより楽になるのだろうと感じました。Save Pointの方々には定期的に質問する時間を作っていただいており、そのおかげでチーム内のツール理解が進んでいると思います。今後も教えていただきながら、クリエイティブ制作における活用範囲を、紙だけでなくWebや動画にも拡げていけたらと考えています。

  • 1「DX」…デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略。企業がデータやデジタル技術を活用し、組織やビジネスモデルを変革し続け、価値提供の方法を抜本的に変えること
  • 2「赤入れ」…校正などの際に赤字で文章を添削、書き入れすること





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