短期間で大量のイラスト制作を支えたSave Point  情報を集約してスムーズな制作フローを実現

短期間で大量のイラスト制作を支えたSave Point  情報を集約してスムーズな制作フローを実現

株式会社日テレWands

経営戦略本部 ジェネラルマネージャー
クリエイティブデザイン Div. ディビジョンマネージャー
クリエイティブディレクター 松本 博貴様

事業本部 サービスディベロップメント Div. ディレクター 菊地 真由子様

経営戦略本部 ビジネスディベロップメント Div. プロデューサー 山下 明里様

短期間で大量のイラスト制作を支えたSave Point  情報を集約してスムーズな制作フローを実現

株式会社日テレWands

株式会社日テレWands様は、日本テレビ向けの番組ホームページをはじめとするWebサイトの制作やシステム開発を手掛けるほか、IP(知的財産)ビジネスにも取り組んでいます。MUGENUPは日テレWands様のクリエイティブ制作プロジェクトにおいて、制作フローの構築およびSave Pointによる進行管理業務の効率化、実際の制作業務の支援により、短期間での大量制作をサポートしました。今回は日テレWands様がSave Pointをどのように活用したのか、使ってみて実際にどのような成果が得られたのかをお伺いしました。

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手探りで始めたクリエイティブ制作をMUGENUPが支援、プロジェクト管理に最適なツールとしてSave Pointを導入。

松本:弊社は、旧株式会社日テレITプロデュースと旧株式会社フォアキャスト・コミュニケーションズが合併し、2022年に生まれた会社です。日本テレビの番組ホームページなどのWebサイト制作の他、報道支援システムなど業務アプリケーション開発やASPサービスの提供、さらにWeb3.0やVR領域も事業として展開しており、加えて新規事業開発の一環としてIPビジネスにも積極的に取り組んでいます。これまでにSave Pointを利用して手掛けたイラストを使用するプロジェクトとしては、「女性向けエンタメIP」と「新規IP」の2つがあります。

菊地:私は、その「女性向けエンタメIP」のディレクションを担当しました。IPを育てていくためにはどのようなクリエイティブが必要で、どのように作ればいいのか、MUGENUPさんに相談しました。制作フローの構築や効率的に作るためのコツ、実際の制作まで様々な点でクリエイティブ制作をサポートしてもらう中で、プロジェクトを管理するツールとしてSave Pointを提案していただき、導入しました。

山下:私はもう一つの「新規IP」において、クリエイティブの制作進行やクオリティの管理などを担当しました。私自身、イラストレーターとしての知見があるものの、こちらのプロジェクトではとにかく短期間で膨大な数のイラストを制作する必要があったので、菊地が担当した「女性向けエンタメIP」での実績を踏まえてMUGENUPさんに手伝ってもらい、同じようにSave Pointを用いてクリエイティブの制作を進めました。

日テレWands:松本様

  • 日テレWands:松本様

Save Pointに情報を集約してチームで共有し、効率的な制作フローを実現。直感的な操作で導入もスムーズ。

菊地:これまで、タスク管理ツールやメールやチャットなど様々なツールを使ってきましたが、それらは多数のスレッドが立ち上がったり、一つのメッセージに複数の要件が書かれていたり、過去の履歴を遡って確認するのが困難だったりと、イラストの進行管理を行う上ではどうしても情報が混乱しがちでした。しかしSave Pointは制作するイラストの工程ごとにスレッド(掲示板)が立ち上がり、関連するデータやメッセージが全て同じスレッドに集約されるので、迷うことがありません。特に複数の制作案件を並行して進めている場合などは、Save Pointのメリットをはっきりと感じました。

私は毎朝Save Pointの新着通知をチェックし、進捗状況を確認して、順次対応していくという使い方をしました。更新があったスレッドを見れば、投稿されたイラストのデータがサムネイルで表示されるためファイルをダウンロードする必要もなく、同時にこれまでの修正指示を見返すこともできるので、最新のデータと過去のコミュニケーションを確認しながら返信できるのが便利でした。

また、Save Pointはメンバー間で情報を共有することも得意としています。進行を管理する自分に加えて、イラストに詳しい山下にもSave Pointにアクセスしてもらい、納品された線画や着彩データをすぐに山下が確認、品質に問題がなければ監修に提出するという制作フローによってクオリティを担保し、全体の進行をスムーズに進めることができたと思います。

そしてSave Pointは「操作が分かりやすい」という点も大きなメリットです。あまりマニュアルを読み込まなくても、Save Pointは直感的に操作ができるため、非常に扱いやすかったです。これは自分だけではなく、他の関係者も同じ評価で、プロジェクトへの導入もスムーズに進みました。

日テレWands:菊地様

  • 日テレWands:菊地様



短期間での大量制作をSave Pointが実現。



山下:自分が担当した「新規IP」は、短期間且つ大量制作という大きな課題があったのですが、Save Pointでプロジェクトを管理することで課題を大幅に減らすことができました。イラストごとに立ち上がるスレッドも膨大な数になりましたが、Save Pointには投稿された新しいファイルのサムネイルをスレッド横断的に一覧表示させる新着サムネビューという機能があり、この画面を見るだけで、更新状況をビジュアル的に把握することができます。自分は、まずこの新着サムネビューで更新状況をチェックし、そこから個別のスレッドに飛んで、詳しい進捗状況を確認するという使い方をしていました。どれだけ大量の制作物が並行して進んでいても、スレッドにさえ飛べばそこに最新のデータやコメントなど、これまでの履歴がすべて収まっているので、情報の管理がとても便利でした。

また、Save Point上で直接イラストデータに赤入れできる機能も重宝しました。例えばイラストのちょっとした塗り漏れなどであれば、わざわざファイルをダウンロードして画像編集ソフトを立ち上げずとも、そのままSave Point上で印を付けてフィードバックできるため、効率化につながりました。

新しいデータがスレッドに投稿されるとSave Pointから通知が届くのですが、制作するイラストの点数が多かったため、1分間に何件も通知が届いたこともありました。もしSave Pointを導入せず、メールやチャットで管理していたら、もっと大変なことになっていたかもしれません。

日テレWands:山下様

  • 日テレWands:山下様



クリエイティブ制作において、複数メンバーのコミュニケーションや進行管理に最適なSave Point。



松本:今回Save Pointを導入するにあたって、懸念事項がまったくなかったかというと、そうではありませんでした。情報セキュリティはどうか、既存ツールと機能が重複するのではないか、今後も定常的に使い続けるのか、ランニングコストはどうか、それだけの効果は見込めるのか…などなど、課題や検討すべき要素は多々ありました。しかし、まずは一度実際に使ってみようということで、二つのプロジェクトへの導入が決まりました。

プロジェクトを通して実感しましたが、クリエイティブ制作において大事なのはコミュニケーションです。修正指示のフィードバックや情報共有など、コミュニケーションがうまくいかなければ、進行もぎこちなくなりますしトラブルにもつながります。今回、二つのプロジェクトでSave Pointを使ってみて、特に複数メンバー間のコミュニケーションに最適なツールだと実感しました。

今後もIPビジネスへの取り組みは続けていくつもりです。その際には、新たなプロジェクトでもSave Pointを導入し、より深く業務フローに組み込んで活用してくことも検討したいと思います。

Save Pointを活用し、短期間で大量のイラストを制作。

  • Save Pointを活用し、短期間で大量のイラストを制作。






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Save Pointならプロジェクトにリンクするデータ、コミュニケーション、進捗管理を全て紐づけて、一元管理が可能になります。

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