エモモは「あなたは、誰にでもなれる」がコンセプト。「Save Point」による効率的な管理で、豊富なアセット制作を実現。

エモモは「あなたは、誰にでもなれる」がコンセプト。「Save Point」による効率的な管理で、豊富なアセット制作を実現。

株式会社ミラティブ
左:ミラティブ事業本部 デザイン部 3Dデザインチームマネージャー 下原様
右:ミラティブ事業本部 デザイン部 部長 シブタニ様

エモモは「あなたは、誰にでもなれる」がコンセプト。「Save Point」による効率的な管理で、豊富なアセット制作を実現。

株式会社ミラティブ

スマホゲーム配信サービス「Mirrativ(ミラティブ)」は、誰でもスマホ1台、数タップでゲーム配信ができる気軽さが好評を博し、アクティブなユーザーのうち20%以上が配信者という高い配信者比率で「配信者のSNS」として拡大を続けています。「Mirrativ」を運営する株式会社ミラティブのシブタニ エイジ様(ミラティブ事業本部 デザイン部 部長)と下原雄大様(ミラティブ事業本部 デザイン部 3Dデザインチームマネージャー)に急成長を続けるサービスを支える「Save Point」について取材しました。


「Mirrativ」の中では、誰もが自分の個性を自由に表現できる。その機能が「エモモ」。


シブタニ
自分たち株式会社ミラティブが運営する「Mirrativ」はスマートフォン特化型のライブ配信プラットフォームで、スマホだけで簡単にライブ配信ができるアプリです。ゲームのプレイを配信したり視聴するだけでなく、ガチャで盛り上がったり、いっしょに遊ぶマルチプレイの友だちを探したり、ゲームが好きな仲間と一緒に楽しむことができます。自社調べですが、スマホゲーム配信者数では国内No.1のサービスとして成長を続けてきました。

中でも好評をいただいているのが、ユーザーが3Dアバターを通して配信できるエモモという機能です。こちらは2018年8月にリリースしたもので、VtuberやVRアプリのように配信者が3Dアバターとなってゲームを配信したり仲間とコミュニケーションをとったりできる機能なんです。


下原
エモモは「あなたは、誰にでもなれる」ということをコンセプトに開発しました。「配信者のSNS」である「Mirrativ」の中で、まさにこのエモモがユーザーの顔となり分身となるわけですから、自分らしく個性を表現できることを重要視しています。10人いれば10通りの、1万人いれば1万通りのエモモを表現できることが目標です。


シブタニ
ミラティブのミッションは「わかりあう願いをつなごう」というものです。「Mirrativ」の世界でエモモを使うことで、ユーザーの皆様が自分らしさを遠慮なく表現できるようになりますし、ヒーローにもなれます。リアルでは自分の個性を表現しづらいことも多く、ましてやわかりあうことは簡単ではありません。しかし今はオンラインで共通の趣味をもつ仲間とつながれるようになりました。すべての人に「わかりあえる人」がいれば、争いや孤独もなくなります。ミラティブが願っているのはそういう世界ですし、そのためにエモモで自分の可能性が広がって、わかりあうきっかけが生まれればうれしいですね。

  • 課題
    • - 自由なカスタマイズ性を実現するため、常に新しいアセット制作が必須。
    • - 膨大なチームのタスクボリューム。
    • - 積み重なる社外とのコミュニケーションコスト。
  • 効果
    • - クリエイターが使いやすいツールだからこそ、高頻度・高速での制作が実現。
    • - コミュニケーションや管理ツールの一元化によって生産性が向上。
    • - 制作物ベースでやり取りできるため、すれ違いがおこらない。

「あなたは、誰にでもなれる」を実現する、エモモの豊富なパーツと自由なカスタマイズ。 膨大なタスク管理を効率化するために「Save Point」を導入しました。

下原
エモモは「あなたは、誰にでもなれる」というコンセプトですから、ユーザーの個性を存分に表現できるよう豊富なパーツを提供しています。しかもそれらを組み合わせて自由にカスタマイズすることができます。常に新しいアイテムやデザインを用意しながら、仕様の改良や新機能を開発しているため、チームのタスクはかなりのボリュームがあります。

エモモに関わる社内のチームは、プロジェクトマネージャーに衣装・3D・2D・UIの各デザイナー、Unity・クライアント・サーバーの各エンジニアといった構成です。このチームを核として業務委託のメンバーや制作会社が多く関わっているため、コミュニケーションが頻繁に飛び交っています。


シブタニ
コミュニケーションは制作現場のやりとりだけではありません。事業目標を達成するために、いまどうなっているのか、方向性は間違ってないか、イベントや新アイテムはどうすればいいのか。様々な仕組みづくりや運用を進めています。次のイベントに向けてどんなアイテムを用意するべきか、どんなデザインであれば喜んでくれるのか。イベントの反応を見ながら、ランキングや新アイテムについてメンバー全員でアイデアを出し合って設計しています。


下原
しかし膨大なタスクを社外の関係者と共に進めているため、コミュニケーションにかかるコストも相当なものになってしまいました。例えば新アイテムの制作の場合だと、制作物がまとまったらまず外部のスタッフからチャットで連絡がはいります。外部スタッフがアップしたデータを社内のデザイナーがクラウドストレージからダウンロードし、ローカル環境でデータを開いて内容を確認。フィードバック内容をまとめたデータをまたまたクラウドに上げて、修正指示をチャットで送るような流れになっていました。1対1であれば、これでも問題ないのですが、関係者や制作物が増えるにつれて、コミュニケーションコストもどんどん積み重なってしまったんです。

そこで制作物のデータ管理やコミュニケーションコストを効率化するために「Save Point」を導入しました。大きかったのはガントチャート機能があったことや、ブラウザ上で制作物をやりとりできること、しかも制作物ベースでコミュニケーションがとれることでした。

コミュニケーションツールを一元化し、クリエイティブ制作管理を大幅に効率化

下原
新しいアイテムを制作するといっても、目なら目をひとつ作ればいいわけではありません。同じテーマでアイテムを作るのでも男女それぞれでパターンが異なっていたり、細かいデザインの違いがあります。また新機能をご提供するためには、企画からリリースまで数か月かかることもあります。どうしてもコミュニケーションコストが大きくなりますので、言った言わないとか、すれ違いは極力さけたいところです。「Save Point」なら制作物ごとにスレッドが分かれていますから、どのコメントがどの制作物に対するレスポンスなのかわかりやすく、こうした課題を解決して効率化が期待できます。

またデータをダウンロードせずともサムネイルが見られますからそれだけでも手間や時間を減らすことができますし、メールやチャットなどツールがばらばらになりがちな外部とのやり取りを「Save Point」に集約することで、生産性の向上が望めます。

それになんといっても「Save Point」はクリエイティブの制作管理に特化しているので、自分たちクリエイターにはとても使いやすいですね。多数の新アイテムをバラバラに見ることなく一括で管理できますし、納期もタスクごとに編集できたりラベル機能でソートしたりもできます。「Mirrativ」では毎週のように何かしら新アイテムをリリースしていますが、同じように更新頻度が高いサービスや、複数のクリエイティブを同時に管理しなければいけないWeb広告業界などにも向いていると思います。

聞いた話では、「Save Point」をナレッジ共有に使っている方もいらっしゃるそうです。制作時のコミュニケーションやフィードバックが残っていますので、簡単に知見を共有できますから、新しいメンバーが加わった時にも使いやすそうです。


「Mirrativ」のユーザー誰もがエモモを使う世界のために、「Save Point」を活用していきたい


シブタニ
「Mirrativ」はアクティブなユーザーさんのうち20%以上のユーザーさんが配信者という配信者の割合が非常に高いサービスです。エモモは特に配信者の皆様を中心に楽しんでいただいています。これからは配信者だけではなく、「Mirrativ」のユーザー皆さんに使っていただけるような世界をめざしていきたいですね。配信者も視聴者も、「Mirrativ」ユーザーの誰もがエモモを分身として、お互いにコミュニケーションをとれたら素敵だと思います。

下原
そのためには、ユーザーの皆さんがもっと自由に個性を表現できるよう、エモモの機能やパーツをどんどん増やしていきたいと思っています。

エモモに関わるチームは決して大規模ではありません。その人数でイベント企画やサービスの運用、アイテム制作、新機能の開発までを対応しています。だからこそ「Save Point」によって、ディレクションやコミュニケーションのコストを効率化していきたいですね。


  • 取材・撮影協力:BOXIL(https://boxil.jp/
  • Copyright © 2021 All Rights Reserved by SMARTCAMP Co., Ltd.





ミラティブ


スマートフォン1台でかんたんに生放送・実況配信ができるコミュニケーションアプリ「Mirrativ」

Mirrativは、スマホ1つで誰でも簡単にゲーム配信ができる、スマホ画面共有型ライブ配信プラットフォームです。子どものころ、友だちの家に集まってテレビを囲んでゲームを楽しんだような世界観をアプリ内で再現しています。
スマホ1台で誰でも簡単にゲーム実況ができる手軽さが好評を博し、300万人以上の配信者を有する日本最大のスマホゲーム配信サービスに成長しています。また、アクティブなユーザーに占める配信者の比率が20%以上と、非常に高い水準でユーザー同士がお互いの配信を行き来する双方向性の高いコミュニティが形成されています。






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